チェックルとは?

チェックルと溶接ボルトとの比較

製造工程での比較

チェックルを使用した場合


プレス工程から組立工程までの溶着工程や塗装・タッチアップ作業が不要になり作業工程が少なくなります。

溶接ボルトを使用した場合


※溶接ヒュームの発生 ※溶接痕が発生

溶着工程で発生する「ヒューム(有害ガス=ケムリ)」とスパッタ(火花)/溶接痕

取付比較

  imageチェックル image溶接ボルト
ボルト
単体価格
△ 普通 ◎ 安い
取付における
電気コスト
◎

安い

プレス機のみでOK
×

高い

溶接電流はプレス機の約20倍(注1)
取付強度の
安定性
◎

安定

設備段取りで決まる
△

不安定

電極消耗により不安定になる
治具管理 ◎

安易

ダイス寿命の管理のみでかつ長寿命
△

煩雑

電極の消耗は激しく管理が煩雑
前処理 ◎

不要

メッキ付や塗膜付でも取付可能
△

条件により必要

塗膜除去など必要な場合あり
後処理 ◎

不要

カス除去や再塗装など不要
△

条件により必要

溶接カス除去や焦げ部の再塗装など必要
アルミ部材
などへの取付
◎

最適

鋼種により鉄鋼材より高強度確保
×

不適

溶接条件も困難で強度も出ない
設備 ○

単純

板金用のプレスで取付可能
△

複数必要

板金プレス以外にスポット溶接機が必要
ワークの移動 ◎

不要

プレス工程で取付できワーク移動不要
△

必要

プレス工程と別のスポット工程へ移動が必要
仕掛品の滞留 ○

ゼロ

プレス工程で取付でき仕掛品もゼロ
△

有り

溶接作業前に仕掛かり品が滞留する
作業性 ○

単純

自動給送装置を使用で無人化も可能
×

煩雑

処理・取付処理・後処理とボルト取付に煩雑な作業が伴う
作業環境 ◎

クリーン

プレス作業のみで環境にも良くエコロジー
×

悪い

溶接スパッタや塗装粉塵など環境も悪く、電気使用量も多く今の時代にマッチしない
総合的判断 ◎

3大メリット

作業の効率化・トータルコストダウン・取付の信頼性
×

過去の実績

過去実績が多く採用は容易だが、時代にマッチしない
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